お客様からも「ありがとう」と御礼を言っていただけた暁には、喜びもひとしおです。

※インタビュー内容は取材当時のものになります。

中村さんはALGに入所されてどのくらい経たれていますか？

私は入所して4年経ちました。
なので、5年目に入ったところですね。
同期が同じ部署にもいますし、本部人事・総務部の小林さんも同日入所なんです。

中村さんの前職について教えてください。ALGに入所する前は、どのようなお仕事をされていたのですか？

エステサロンで、接客や事務作業を行っていました。

接客のほうは主に受付業務です。
ご契約を交わす際の対応や、ご予約の受付、お電話対応、施術の際のお部屋へのご案内などを行っていました。

事務作業のほうは、お客様のカルテの管理にはじまり、売り上げの計算なんかも行っていましたね。

どのくらい勤めていらしたのですか？

10年くらいです。

10年も継続されていたら、役職なども務められたのではないですか？

そうですね。
最終的には、主任を務めていました。

お話を伺う限り、長いキャリアを重ねていて、着実にキャリアアップされている印象です。
そんななか、転職を決意されたきっかけは何だったのでしょう？

自分の将来を見据えて、「安定」を考えたのがきっかけかもしれません。

エステサロンでのお仕事は、業界的に売り上げに波があることも珍しくなかったんです。
そんななか、ふと立ち止まって自分の年齢や将来のことを考えた時に、「安定した業界で安定した仕事をしていきたい」と思うようになりました。
そこで、事務職という職種に転職しようという決意に行き着いたんですよね。

安定を求めて事務職に。では、なぜ法律事務所に応募しようと思われたのですか？

法律に興味があったからですね。

エステサロンでお客様と契約を交わしていくと、トラブルがないわけでもなくて（苦笑）
中には法律に関連するようなこともあったので、業務上関わっていくなかで法律に興味を持つようになりました。

数ある法律事務所の中でALGに応募されたのはなぜでしょう？

当時、さすがに法律事務所ともなると、専門知識や経験が問われるだろうと思っていました。
私には正直知識も経験もなかったので、半ば諦めながら求人を探していたら、ALGは未経験でも募集をしていたんです！

くわえて、ALGは、弁護士業をサービス業として捉えていて、「ここなら自分の経験が活かせるかも……」と思いました。
遠かった法律事務所という存在が身近に感じられたんですよね。

実際ALGの求人はどこで見つけたのですか？

求人サイトで見つけました！
その後、リサーチのためにホームページなども確認していたので、面接で片山代表がいらしたときにはビックリしました（笑）

面接は片山代表にしていただいたのですね！他にどなたの面接を受けられましたか？

選考としては、一次面接が谷口本部長、二次面接が家永先生に行っていただいた後、片山代表も入られて行っていただきました。

緊張されましたか？

緊張しました（笑）
ただ、家永先生がとにかく話しやすかったのが強く印象に残っています！

弁護士ってこんなに話しやすいんだと思えたのも、ALGに入所することを決めたきっかけと言えるかもしれません。

入所する前と後では、ALGの印象にギャップや変化はありましたか？

入所する前は、法律事務所ってとにかく堅いイメージがあって、ガチガチに厳しいんだろうなと勝手に思い描いていました。
それが、入ってみたらそんなこともなくて（笑）

事務局も上司である城戸統括マネージャーを筆頭に、本当に雰囲気がいいですし、弁護士の先生方もとても優しいです。

そうなんですね！一般的にも、弁護士の先生方は堅そうなイメージがあります……

ですよね（笑）
それが、本当にそんなことがなくて。

業務上、法律といった専門知識を要するなか、先生方は私たち事務局目線に立って話を進めてくださるんです。
法律の知識がない私たちにも、わかりやすいように丁寧に説明してくださいます。
堅いところなんて微塵もなかったので、そういったギャップは大いにありましたね。

事務所の雰囲気がとてもいい様子が窺えます。実際のところ、人間関係はいかがですか？

私の所属している部署独特の事情かもしれないのですが、いい意味で自分の担当する業務が明確に決まっているので、それぞれが自分の業務に責任をもって独立して“個”で仕事をしています。

だからといって、決して誰とも話さないわけではありません（笑）
誰にも訊けない・教えてくれないというわけではなく、困っている人がいたら周りが全力でフォロー・サポートしてくれます。
責任をもって仕事ができるという一方、わからないことや困ったことは何時でも誰にでも訊ける体制が整っているので、とても働きやすいです。

マネージャークラスの人とも距離が近いので、本当に遠慮なく困ったことがあったらいつでも訊ける体制なのでありがたいですね。

ちょうど部署のお話を伺えたので、ぜひ所属部署の仕事内容についても教えてください。

私は、入所当初より企業法務事業部に所属しています。

大きなカテゴリーでいうと、法人のお客様に対してリーガルサービスを行う部署です。
“企業”にかかわる“法務”全般のことなので、例えば顧問契約を結んだり、会社の就業規則を作成したり、債権回収を行なったりと、多岐にわたります。

その中で、中村さんはどんなお仕事を担当されているのですか？

私は、企業間・企業内の訴訟や交渉をはじめ、契約書の内容を確認してほしい、就業規則を作成してほしい、といったご依頼いただいた案件を担当しています。

やることは、弁護士のサポートです。
事務処理も然り、お客様や裁判所とのやり取りや、請求関係の処理なども行っています。

弁護士のサポートともなると、法律の専門知識が必要となってきそうですが……

私もその点がすごく不安だったんです。
何せ、法律の知識なんてないに等しかったので（笑）

ただ、その不安はすぐに解消されました！
実務を通して自然と身についていきますし、そもそも「弁護士のサポート」に法律の専門知識は二の次で大丈夫です。

仕事をするうえで心がけていることはありますか？

業務が弁護士をサポートすることなので、どうしたら弁護士がやりやすいか、動きやすいか、ということを考えて行動することを意識していますね。

案件を担当していくと、「弁護士じゃないとできないこと」と「弁護士じゃなくてもできること」が必ず出てきます。
「弁護士じゃなくてもできること」はできるだけ事務局が請け負って、弁護士には「弁護士じゃないとできないこと」に全力を注いでいただけるようにサポートしているつもりです。

今までで忘れられないエピソードはありますか？

私は、実際に案件を担当させていただいているので、それぞれに思い入れがありますね。
特に訴訟の案件ともなると、解決までに2年、3年といった時間がかかることもあるので、そういった長年をかけてお客様の満足のいく解決を迎えられたときは、本当に良かった！と思えます。
くわえて、お客様からも「ありがとう」と御礼を言っていただけた暁には、喜びもひとしおですね。

改めて、今の仕事の“やりがい”について教えてください。

1つの1つの案件に、「担当」として弁護士がついて、私もつかせていただいています。
最初から最後まで、担当弁護士と一緒になって案件に携われるので、私自身も当事者意識をもってかかわることができています。
担当した案件が解決に至ったときには、本当に達成感があり、やりがいにつながっていると思います。

お話を伺っていると、弁護士ととても密接にかかわる印象を受けました。
信頼関係を築くことも大切になってくると思いますが、何か意識していることはありますか？

そうですね……
これといって特別意識していることはないかもしれません（笑）

というのも、先生方が同じ目線で接してくださるので、正直そんなに大きく気を遣ったりすることがないんです。
わからないことがあっても、嫌な顔せず丁寧にわかりやすく教えてくださるので、とてもありがたいと思っています。

今後チャレンジされたいことはありますか？

私の勝手なイメージかもしれませんが、事務職って日々同じことの繰り返しだと思われがちじゃないですか？
でも、ALGの事務局は違います。

毎日同じことを繰り返すということはなく、一日の中でマルチタスクをこなすことが求められます。
もちろん、その分大変なこともたくさんあるのですが、やればやるほど知識や経験が身に付いていくのを実感できるので、この点は今後も変わらず積み重ねていきたいですね！

応募を考えている方に向けて、活かせる資格・経験・スキルはありますか？

これと言ってないかもしれません（笑）
ただ、マルチタスクをうまくこなす経験があれば活きてくると思います。

事務処理能力の高さが求められると思われるかもしれませんが、正直パソコンスキルなども最低限で大丈夫です。
また、法的知識がないことで入所を迷われているのなら、迷う必要はありません！と言いたいです。
「法的知識がないからダメだ……」と思わないでいただきたいです。

最後に、応募を考えている方に向けてメッセージをお願いします。

ALGには、普段、日常生活を送るなかでは経験できないようなことがたくさんあります。
4年経った今でも、日々勉強になることに溢れているくらいです。
必ず自分の勉強になりますし、知識にもなり、成長につながりますので、ぜひご応募ください！