弁護士法人ALG&Associatesでは、850冊を越える医学専門書(下記に掲載)を揃えております。ではなぜ、弁護士が豊富な医学専門書を必要としているのでしょうか。
医療過誤や医療事故案件を手がける弁護士、法律事務所が最低限必要とするのは、協力医とのネットワークです。
医療機関を相手取って訴訟を起こすといっても、専門家である医師の協力の有無は、訴訟の結果を左右するほど重要です。しかし、協力医の支援は、必要条件ではあっても十分条件ではありません。
残念ながら、協力医といえども、全ての医師が患者側を助けるために全面的に協力するという姿勢で臨んでいるとは限りません。
協力医も医師でありますから、他の医師や医療機関に対する同情心があるのは当然であり、またよほど悪質な事案でもない限り、同業者をかばおうとするのは自然な感情です。
だとすると、弁護士自身が十分な医学知識を持ち、医師と議論できるだけの医学的知見で武装しなければ、協力医と面談しても有益な情報を得るのは容易ではありません。
そこで、当センターでは、協力医と面談する前に、事前に診療記録を読み込み、十分な医学知識で武装して臨むということを徹底しております。
そのためには、弁護士自身が手元に豊富な医学専門書を置き、自らそれを読破・理解することが厳に求められます。
日本中の法律事務所でこれだけの医学専門書を取りそろえているのは当センターのほかにはないであろうと自負しております。当センターとしては患者側の一助になるように、今後も医学専門書を充実させていきたいと考えております。