弁護士 井内 健雄

医療弁護士のご紹介/井内 健雄

プロフェッショナルパートナー 医学博士 弁護士 井内 健雄

井内健雄より医療過誤の被害に遭われた皆様へ

取り扱った医療過誤案件は100を超えています。経験を積み、ご依頼者様のお力になりたいと日々取り組んでいます。

私は、当法人に入所以来、医療関連の法務を専門に取り組んでいます。

医療過誤でご相談に来られる方は、私たちにとって一番大切な「健康」を傷つけられてしまったことに特徴があります。また、医療の特殊性として、医療ミスなのかどうかもよくわからない、他の事務所で断られた等様々な方が依頼者となっています。私は、このような方々のお力になりたいと日々取り組んでいます。

取り扱った事件数(医療案件)は100を超えています。また、現在進行中の案件も数十件あります。このように、経験を積むことによって、お客様に一番妥当な解決策を模索できると考えます。

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氏名
井内 健雄(いのうち たけお)
資格・学位
弁護士 医学博士
所属事務所所在地
弁護士法人ALG&associates 東京法律事務所 医療事業部〒163-1128 東京都新宿区西新宿6-22-1 新宿スクエアタワー28階
対象地域
全国対応
出身校
奈良県立畝傍高等学校
大阪大学 法学部
京都大学 法科大学院
順天堂大学大学院 病院管理学 医学博士
所属弁護士会
所属委員会
部会・学会
東京弁護士会
東京弁護士会 弁護士研修センター運営委員会
同副委員長(2021.4~現任)
裁判官情報収集モニター(2022.4~任期3年)
東京弁護士会 医療過誤法部
日本医事法学会
日本総合病院診療医学会
主な経験事例
  1. 吸引分娩を複数回試みた結果、児の頭部に禿髪部が生じた症例
  2. 人工股関節置換術を受けたのち術後から右足関節の背屈運動不良を生じ、それから暫くして右下腿の痺れが生じたため、神経剥離術を受けるも症状は改善せず、右足関節機能全廃となった症例
  3. 妊娠39週5日の妊婦に、妊娠末期の妊婦には禁忌とされているロキソニンが処方され、本件患者はロキソニンを服用したため、胎児が死亡した事案
  4. 右大腿骨頭の人工骨頭置換術を受けた患者が、リハビリ目的で入院したが、ベッドから転落したことにより、人工骨頭ステム下端の大腿骨骨幹部を骨折し、自立歩行が不能になった症例
  5. 内視鏡検査を受け、胃体部大湾のひだの太まりと発赤が確認でき、胃がんを疑い、生検する必要があるにもかかわらず、ピロリ菌除菌後の所見と考え、生検をしなかった結果、胃がんの発見・診断が8カ月遅れ、胃がんが進行し、手術の時期を逸し、死亡した事案
  6. ショートステイ施設において、転倒し大腿骨を骨折した事案
  7. 胸部CT検査を行い、初期の肺癌が発見されたにもかかわらず、その旨が告知されないまま、かつ精査がされないまま1年が経過し、その結果、ステージ3の肺癌と診断され、肺がんの発見・治療が遅れ、手術適応がなくなり、死亡した事案
  8. 子宮頸管のポリープ切除した際の細胞診で、「診断:子宮頸管の腺癌の疑い」との婦人科細胞診検査報告書が出たにもかかわらず、報告されなかった結果、子宮頸がん、子宮転移、腹膜播種ステージⅣで、手術もできず、抗がん剤治療で生命をなんとか繋いでいる症例
  9. 経皮的冠動脈ステント留置術後、右目視野欠損が出現し、右目の視力が喪失した事案
  10. 下腹部痛で麻生総合病院に救急搬送され、CT検査、尿検査が実施され、画像上虫垂炎の所見を見落とし、帰宅となったものの、翌日、可能性腹膜炎で死亡した事案
  11. 胎児心拍数モニターの波形の変化として現れていたにもかかわらず、そこを見落とし、あるいは過小評価してしましい、分娩を待てると判断し、心音が拾えなくなるまで気づけなかった結果、重度の胎児循環不全から胎児の心停止に至った事案
  12. CT検査の結果、傍大動脈領域、両側外腸骨、両鼠径部に小リンパ節を複数認めること、脾腫があったが、伝えられず、翌年、マントル細胞リンパ腫の白血化で臨床病期Ⅳとなり、生命予後数か月と診断された事案
  13. 介護施設で褥瘡が発生したが、適切な治療が受けられなかった結果、肺炎を併発し、死亡した事案
  14. (医療機関側)クレーム対応
  15. 腹腔鏡下子宮全摘術及び両側付属器切除を受けたところ、小腸穿孔が強く疑われたため開腹手術を行なって穿孔部位を摘出したが、敗血症性ショック、多臓器不全により死亡した事案
  16. クレアチニン、尿素窒素等が人工透析が必要な数値だったにもかかわらず、入院等適切な処置をしなかったため、末期腎不全が進行した事案
  17. 硬膜下出血に対するドレナージ術を受けたところ、ドリル操作を誤り、脳に障害が生じ、以後、半側空間無視、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、半側身体失認、地誌的障害、不全編左手麻痺、左中枢性顔面麻痺等の後遺症が残った事案
  18. (フォトフェイシャル)施術の際、施術ミスにより、右顎部の2箇所に長さ3センチ程度の線状痕が生じた事案
  19. 抗癌剤治療のための右鎖骨下へのポート皮下留置及び中心動脈カテーテル挿入術を受けた際、縦隔へのカテーテルの逸脱及び右胸水が認められ、抗癌剤による縦隔炎、胸膜炎なった事案
  20. ヒアルロン酸サブキューを亀頭と陰茎部に注入する手術後に静脈性持続勃起症が発症したが、緊急治療が行われず、陰茎海綿体が壊死した事案
  21. 胸部痛・背部痛や呼吸困難等の心筋梗塞の自覚症状があり、心電図上STが上昇しており、心筋梗塞が疑われる状況でああるにもかかわらず、心筋壊死のマーカーであるCK―MB、H・FABP(ラピチェック)等の検査をしなかった結果、死亡した事案
  22. 1週間のショートステイの間、入れ歯の洗浄や、歯磨き指導が行われず、肺炎となり死亡した事案
  23. 慢性副鼻腔炎の完治手術目的で鼻中隔矯正術、汎副鼻腔根治術が実施されたが、術中に右眼窩側壁の損傷し、網膜中心動脈の閉塞を生じ、右眼視力が消失した事案
  24. 咳、痰、呼吸困難の症状が認められており、他院からの診療情報提供書でも指摘されていたにもかかわらず、肺癌を疑うことはなく、CT検査や腫瘍マーカーによるチェックが約1年間一切なされなかった結果、肺癌が悪化し死亡した事案
  25. インプラント施術を受けたが、高齢等のリスク評価を適切にしなかった結果、インプラント機能しなかった事案
  26. レントゲン画像においては、右中肺野に辺縁不整の腫瘤影を認め肺癌を疑うことが可能であるにもかかわらず、その後、肺癌を疑い、CT撮影、腫瘍マーカーの検査をすること等の検査をしなかった結果、肺癌が進行し死亡した事案
  27. 大腿骨転子間骨折に対する手術に麻酔導入したところ、麻酔時間・投与量・タイミングが添付文書に従った方法でされなかった結果、血圧が血下し死亡した事案
  28. 突然に足関節の背屈を強いられ、アキレス腱部痛と歩行障害等の症状があったにもかかわらず、CT検査をしなかった結果、アキレス腱断裂悪化した事案
  29. 有痛性外脛骨の痛みも対して外脛骨切除術が行われたが、術前より痛みと範囲ががひどくなった事案
  30. 白内障手術後、眼内炎の症状があったにもかかわらず、経過観察とされ悪化した事案
  31. 大腸内視鏡検査を受けたあと、S状結腸に穿孔が生じ、敗血症を併発し死亡した事案
  32. 脳腫瘍摘出のため、開頭手術を施された際、額に大きな傷が生じ、左眉毛の上に長さ5cm、幅2cmの線状痕及びその周りの皮膚の隆起を伴った醜状痕が残存した事案
  33. シャント手術中に橈骨動脈を操作する際、正中神経等を損傷した結果、尺骨神経麻痺、正中神経麻痺があり、左手伸展は不良、特にMP関節の屈曲拘縮とPIP関節の屈曲拘縮した事案
  34. 下痢を繰り返していたため、大腸癌の検査を依頼したが、検査はなされず、約5か月後、ステージⅣのS状結腸癌(腺癌)であることが判明し死亡した事案
  35. 幽門側胃切除術を受けるに際し、心不全の徴候や心電図上重大な異常があったにもかかわらず、それを見落とし手術を実施し、直後、心不全で死亡した事案
  36. カイロプラクティック療法の際、強すぎるアジャストをされた結果、頸椎C6から大胸筋、腋窩へと放射状に強い痺れと強い痛み、両上腕、両前腕前面に強い痺れと強い筋肉脱力、強い引きつれ痛み、両大腿、両下腿後面に強い痺れと強い筋肉脱力、強い引きつれ痛みの症状が残っています。そして、強い痺れ、強い筋肉脱力、強い引きつれ痛みが残った事案
  37. 抗癌剤の血管剤漏出の結果、右肩関節は屈曲110°、外転90°にまで可動域が制限、右肩周辺には手掌大(約195平方センチメートル)の瘢痕が残った事案
  38. 処方された薬を塗布したところ、発赤、紅斑、掻痒、茶色の色素沈着が生じ、その後ただれが瘢痕化したものが両腋、乳房下から季肋部にかけてあるほか、両腋から二の腕にかけて茶褐色の色素沈着が残った事案
  39. 歯科事案
  40. 不穏状態があり、ベッドからの転落、廊下等での転倒の可能性があったにもかかわらず、ナースステーションでの見守りを続けたり、転落、転倒防止の為に、ベルト等の抑制をしたり、ナースの目が届くように、ナースステーションがあるフロアにベッドを移したり、巡回を増やしたりするなどの看護をしなかった結果、廊下で転倒し死亡した事案
  41. 白内障の手術の際、水晶体嚢が破れ、水晶体核が落下した結果、視力が低下した事案
  42. ブロック注射後にアナフィラキシーショックで心肺停止になったにもかからず、適切な蘇生処置をしなかった結果、死亡した事案
  43. 左眼充血等の症状があり、急性緑内障性等の眼科疾患を疑い、眼科に転科されなかった結果、急性緑内障の検査、治療がなされず、治療開始が遅れたため、失明に至った事案
  44. 帝王切開時の硬膜外麻酔により、左足親指に違和感が残るなどした事案
  45. 脳卒中疑いで、相手方病院を受診し、CT検査、MRI、MRA検査が実施され、右後大脳動脈部分血栓化動脈瘤が確認できたが、誤診され、同動脈瘤に対する手術が実施されなかったため、翌日、同動脈瘤が破裂した結果、くも膜下出血を来し死亡した事案
  46. 右下腿打撲傷と診断され、同日中に相手方吉方病院に入院にてベッド上で安静にする目的で転医させられたところ、①相手方武蔵野赤十字病院でしたPT-INRの検査が異常値を示していたにもかかわらず、相手方武蔵野赤十字病院は気づかないまま転医させてしまい、後医もその情報を把握しないまま皮膚切開をし、出血性ショックが遷延し、低酸素脳症となり、死亡した事案
  47. 小児で、強い頭痛、嘔吐等の症状があったにもかかわらず、CT検査をしなかった結果、脳内出血の発見が遅れ死亡した事案
  48. 両側口蓋扁桃摘出術を受けたところ、術後6日目に喉から出血していたが、看護師は出血が続いていないと判断し、医師に報告しなかった結果、適切な処置【出血点の確認、禁食、側臥位の体位等】がとられず、約9時間後、再出血をして、出血を誤嚥し窒息して、同日死亡した事案
  49. 介護施設で転倒し、外傷性クモ膜下出血となった症例
  50. MRI検査画像上で鼻・副鼻腔に左右非対称性がみられたにもかかわらず、何らかの耳鼻科的疾患を疑われなかった結果、眼窩腫瘍及び鼻腔腫瘍が進行した事案
  51. ペースメーカー植え込み術の際、心穿孔・心穿通し、心タンポナーデになり死亡した事案
  52. 転倒事故により右上腕骨頸部及び右大腿部ステム周辺を骨折し、臥床の時間が長くなり、肺機能が低下した結果、肺炎を発症し胸水が溜まり、心不全により死亡した事案
  53. 悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)の治療化学療法(THP-CVP療法)中の患者が、昼食時誤嚥を起こし、窒息、呼吸停止、心肺停止となり、その後気管挿管により心拍が再開したものの、誤嚥性肺炎に罹患し、予定されていた化学療法が実施されず、死亡した事案
  54. 鼻中隔彎曲症、肥厚性鼻炎の治療の為、鼻中隔矯正術、両粘膜下下鼻甲介骨切除術を受けたところ、右耳が聞こえにくい状態が続き、また、耳鳴りの影響で、睡眠障害になった事案
  55. 介護施設でSPO₂が80台になり、呼吸不全になり、発熱等感染症が悪化したにもかかわらず、病院に受診させなかった結果、心不全で死亡した事案
  56. 右膝関節鏡手術・関節鏡視下半月板切除術中に右膝窩動脈に損傷し、右下腿コンパートメント症候群を発症した事案
  57. MRI画像左上顎洞癌の再発を疑いるにもかかわらず、生検等の検査をしなかった結果、再発・進行し、左上顎洞全摘、腹直筋遊離皮弁再建術、眼窩底骨切除をすることになり、視力障害がでた事案
  58. PCI(経皮的冠動脈形成術)施行時アナフィラキシーショックとなり死亡した事案
  59. 両下腿痛、大腿部痛、大腿部の腫脹、浮腫ありったが、精査されなかった結果、腎盂腎がんが進行し、死亡した事案
  60. 右乳房に認められた乳管腺腫 (良性)を画像診断や針生検のみでアポクリン癌(浸潤癌 )(悪性)と診断し、切開生検という手段が残されているのにも関わらず同検査を施行しないまま乳房の部分切除術をしたという事案
  61. 根管治療の際にリーマーを破折させ、近心根内湾部が穿孔した事案
  62. 頭部打撲で受診した患者に対し、強い頭痛、嘔吐があったものの、意識清明であったことから、CT検査等をしなかった結果、急性硬膜外血腫と診断できず、治療の機会を逃し、高次脳機能障害が残った事案
  63. ワーファリン の服用中の高齢患者が、ゾシン投与と低栄養状態によりワーファリンの作用過剰が生じ、出血傾向となり、連続して血性痰や口腔内出血が観察されている状況下においては、ワーファリンの過剰作用を疑い、PT-INRの測定検査 を実施する必要があるのに、そのまま見過ごされ、出血性ショックになり、さらに、ショックに対する対応が不十分で、出血性ショックにより死亡した事案
  64. 右内頚動脈内膜剥離術の術後に右頸部動脈の周囲に血腫が形成されていったが、血腫の拡大の発見が約4時間程度遅れたために、血腫の圧迫による気道閉塞が生じて窒息に至り、低酸素脳症による意識障害が遷延して死亡した事案
  65. 腰部脊柱管狭窄症脊柱固定術を受けたところ、手術の翌日から、右足に激痛を感じ、痛みを伝えるも、適切な処置をせず、また、CTを撮影するも、血腫の形成を見落とし、結果、原告に筋力低下が生じ、1キロ以上歩行不能等後遺症が残存した事案
  66. 超高齢者で、かつ、糖尿病の既往を有する脊柱管狭窄症の患者に対し、椎弓切除術を実施され、同手術に合併した術後感染のコントロールがうまくいかずに、敗血症、多臓器不全となり死亡した事案
  67. 介護施設で38.4℃発熱があり、SPO₂が低下し、呼吸不全状態になっているにもかかわらず、翌日まで半日救急搬送を見送られた結果、肺炎が重症化し、死亡した事案
  68. 右鼠経ヘルニア手術時に大量の大網を陰嚢内に残存させ、その後、睾丸と大網が癒着し、剥離手術をせざるを得なくなり、その際、睾丸摘出をすることになった事案
  69. 肺癌、胃癌、大腸癌、胆嚢癌、肛門管癌等の誤診
  70. 敗血症(院内感染)の誤診
  71. 脳梗塞患者に対するワーファリンの不適切投与
  72. 脳動脈瘤クリッピング手術
  73. アナフィラキシー・ショックの診断・治療ミス
  74. ステント留置術の術後管理ミスと脳梗塞の発症
  75. 鼠径ヘルニア腹腔鏡手術時の腸管穿孔
  76. ERCP術後の汎発性腹膜炎に対する治療の遅れ
  77. 閉塞性動脈硬化症に対する術前カテーテル検査の手技ミス
  78. 誤嚥性肺炎の誤診・治療ミス
  79. 気管挿管の手技ミスと遷延性意識障害(植物状態)
  80. ワーファリン投与とPTINRの管理ミス
  81. 脊柱管狭窄症の手技ミス・術後管理ミス
  82. 人工股間接の術後管理ミスと汎発性腹膜炎
  83. 骨髄炎の誤診
  84. 常位胎盤早期剥離、弛緩出血、ヘルプ症候群、産科DIC
  85. 網膜剥離の手技ミス
ほか多数
セミナー
東京弁護士会 医療過誤法学会 肩甲難産事例に関する判例研究
東京弁護士会 医療過誤法学会 文書提出命令の理論と実務
東京弁護士会 医療過誤法学会 説明義務違反と結果との間の因果関係

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