弁護士税所知久

医療弁護士のご紹介/税所知久

税所知久より医療過誤の被害に遭われた皆様へ

医療事件は、患者側が大幅に不利な状態からスタートします。
重篤な後遺症を負った患者や、亡くなった患者のご家族が、医療機関・裁判所と対峙しなければならなりません。
ただでさえ過酷な状態の中で、紛争をすることには、精神的・経済的に大きな負担になります。
また、患者側と医療機関側では、医学的知見に関し、大幅な情報格差があります。
しかも、医療機関側は、裁判所に有利な心証を与えるべく、医学的知見について詭弁を弄することがあります。
患者側弁護士が、文献の調査や、専門医からの協力を得て、医学的知見を正確に立証したとしても、裁判所が、医療機関側の詭弁に惑わされ、医学的知見を捻じ曲げて判断することもあります。

このように、多くの点で複雑困難な医療事件ですが、私は、日々研鑽を積むことは当然として、何より、個別具体的な事件について、医学、法学等の専門的知見と、診療経過をはじめとする事実について、虚心坦懐に調査を尽くした上、分かりやすく説明することを心がけています。

医療事件の依頼者の皆様は、専門家であるはずの医療機関に裏切られたと感じています。
医療事件の紛争の勝ち負けも重要ですが、それ以上に、どのような根拠で、どのような治療を受けたのか、その結果がなぜ生じたのか、依頼者の皆様が理解、納得した上で、紛争が解決することが何より重要であると考えています。

医療事件の適切な解決に向けて、微力を尽くします。
医療過誤に遭ったのではとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。