上田 圭介
弁護士
Keisuke Ueda
弁護士法人ALG&Associates 東京法律事務所所属
真相を究明し、正義を実現する。
Message
初めまして。医療事業部に所属している上田圭介と申します。
法学・法律は難解であり、医学・医療もまた難解です。
そのため、医療問題に直面した方は、2種類の高い壁でできた迷路の中にいるような気持ちであると思います。
そのような迷路を、上から見下ろして目的地に案内することができる弁護士であらねばと思いながら、日夜研鑽を積んでいます。
Profile
所属弁護士会 |
東京弁護士会 |
所属委員会・部会 |
東京弁護士会医療過誤法部会 |
特に詳しい法分野 |
医事法、環境法 |
出身大学 |
中央大学 上智大学 法科大学院 |
敬愛する歴史上の人物 |
南方熊楠 |
好きなスポーツチーム・選手 |
読売ジャイアンツ |
愛車・愛機 |
DSC-RX100M4(SONY) |
主な経験事例 |
- 腹痛等を訴える患者に対し実施された腹部X線検査画像上、消化管穿孔を示唆する陰影(free air)が存在したにもかかわらず、これが見落とされ、消化管穿孔に起因する敗血症により死亡した事案。
- 内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)の際、手技上の過失により眼窩内の内側直筋が損傷され、複視等の後遺症が残った事案。
- 総胆管結石に対する内視鏡的胆管結石除去術が実施された後、ガイドラインが推奨する適時の血清膵酵素測定がなされず、急性膵炎(ERCP後膵炎)の診断が遅れ、死亡するに至った事案。
- 子宮漿膜下筋腫に対する腹腔鏡手術の際、空腸を穿孔するもこれに気付かぬまま術を終え、腹膜炎が生じて死亡した事案。
- 体外受精治療において、排卵誘発剤であるhCG注射の投与時期に誤りがあった事案。
- 健康診断の一環として実施された胸部X線検査画像上、肺癌を示唆する陰影が存在したにもかかわらず見落とされた事案。
- 頭部MRA検査画像上、未破裂脳動脈瘤が検出されていたにもかかわらず、これが見落とされ、治療が行われずにいた間に破裂してくも膜下出血を来し死亡した事案。
- 胸部単純CT検査画像上に肺癌を示唆する陰影が存在したにもかかわらず、その旨の告知・説明がなされなかった事案。
- 血液検査上、糖尿病を疑うべき血糖値が認められたにもかかわらず、追加的な検査が行われず糖尿病が無治療でいた間に、高血糖高浸透圧症候群(HHS)等を発症した事案。
- 既往や症状等に照らすと上部消化管出血が疑われるにもかかわらず、検査や治療が行われることなく死亡した事案
- 肺癌、胃癌、大腸癌等の誤診
- 敗血症(院内感染)の誤診
- 粟粒結核の誤診・治療の遅れ
- アナフィラキシー・ショックの診断・治療ミス
- クモ膜下出血の誤診
- 絞扼性イレウスの誤診・治療の遅れ
- 人間ドックにおける脂肪肉腫の見落し
- 誤嚥性肺炎の誤診・治療ミス
- 痰による気道閉塞と低酸素脳症
- インフルエンザに対する誤診・治療の遅れ
- 骨髄炎の誤診
- 常位胎盤早期剥離、弛緩出血、ヘルプ症候群、産科DIC
- 網膜剥離の手技ミス
- 以上
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Seminar
- 東京弁護士会医療過誤法部会・令和3年3月29日付研究会『手技上の過失を肯定した裁判例と担当事件の紹介』