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接見、面会へ警察署へ行ったが接見禁止と言われた。接見禁止解除をしたい
いち早く、ご家族様と接見・面会できるように
被疑者が勾留された後は、弁護士のみならず、ご家族の方も原則として面会することが可能になります。
しかしながら、このようなご家族様との接見・面会が禁止され、弁護士しか接見できないことがあります。刑事訴訟法81条は、「裁判所は、逃亡し又は罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があるとき」には、弁護士以外との接見を禁止することができる旨を規定しています。
共犯事件のときの口裏合わせを防止したり、重要な証拠がまだどこかに残っていると考えられ、面会者に依頼して証拠隠滅を図ることが疑われるような場合には接見禁止が付されることが多いです。
弁護士であれば、接見禁止を解除すべく裁判所に対する申立てをして、ご家族の方との自由な接見を実現させられる可能性があります。
また、解除できずとも、弁護士であれば制限なしに被疑者と会うことができ、ご家族のお言葉を伝えて安心させたり、ご本人からの伝言を預かったりすることもできます。