交通事故に強い弁護士とは?選ぶポイントや探し方

交通事故に強い弁護士とは?選ぶポイントや探し方

交通事故の被害に遭ってしまうと、怪我の治療や後遺症が残った場合の後遺障害等級認定、損害が確定した後の示談交渉などしなければならないことがたくさんあります。
交通事故に詳しくなければ、本来なら請求できる損害費目を見落としたり、示談交渉の仕方が分からず、保険会社から言われるがままに示談してしまうことで、適正な示談金を受け取れず、損をしてしまう可能性も出てきます。

交通事故を弁護士に相談・依頼すれば、獲得できる示談金は大きく変わります。そのためにも、交通事故に詳しく、強い弁護士に依頼することがとても重要です。

この記事では、交通事故に強い弁護士とは何か、弁護士選びのポイントや探し方などを解説していきます。

異議申し立てにより後遺障害非該当から14級を獲得した事例
  • 症状:むちうち
  • 等級:14級9号

弁護士依頼前

金額提示前

弁護士介入

弁護士依頼後

400万円

400万円の増加

交通事故に強い弁護士とは

弁護士であれば誰でも交通事故に強いわけではありません。
納得のいく結果に導けるのは「交通事故に強い弁護士」だからです。では、交通事故に強い弁護士とはどのような特徴があるのでしょうか。

下記で見ていきましょう。

交通事故の相談・解決実績が豊富

弁護士とはいえ、経験があまりない分野では、十分な対応ができない可能性があります。
特に、交通事故では法律の知識以外にも、医学の知識や交通事故に関する保険の知識、類似事故の判例に関する知識なども必要となります。

そのため、交通事故事案を多数取り扱い、相談・解決実績の多い弁護士が、交通事故に強い弁護士といえます。相談件数や解決実績は各法律事務所のホームページに掲載されていることが多いです。

弁護士法人ALGでは1日当たりの平均相談件数が32件(2021年5月~2022年4月)となっており、数多くの交通事故事件に携わっています。

後遺障害等級認定に強い

交通事故によって負った怪我が治らず、後遺症として残った場合は、「後遺障害等級認定」を申請します。
しかし、後遺障害等級認定は申請すれば、誰もが等級認定されるものではありません。認定には医学的な知識も必要となり、一般の方では難しいでしょう。

経験豊富な弁護士であれば、後遺障害等級認定に必要なことや、有利な認定を得るための方法を熟知しています。
また、弁護士法人ALGでは、医学博士を持つ弁護士と連携して、後遺障害診断書のチェックや医師とのやり取りを任せることができます。

示談交渉に強い

交通事故の損害賠償に関する示談交渉は、多くの場合、相手方保険会社と行います。
保険会社は交渉のプロであるため、専門知識も豊富です。
そのため、被害者の方が、保険会社に専門用語を使われて、保険会社の言うがままに、示談に応じてしまうことも考えられます。

示談交渉は過失割合、慰謝料、休業損害などを決める重要な交渉であるため、安易に保険会社の言いなりになる必要はありません。

弁護士法人ALGでは、被害者の方の利益を第一に考え、適切な賠償を受けられるよう、相手方保険会社と論理的に示談交渉していきます。

医療問題に精通している

交通事故では、怪我を負った場合や、特に後遺症として高次脳機能障害が残った場合などには、医療に関する専門知識も必要です。
弁護士法人ALGでは、医学博士の学位を有し、医療問題に精通している弁護士が在籍しています。
医療チームと連携することで、医学的根拠に基づく主張をすることができるため、適切な後遺障害等級認定を受けた上で、後遺障害の賠償を求めることができ、被害者の方にとって有利な結果を得られる可能性が高まります。

被害者専門に弁護をしている

保険会社の顧問弁護士は、基本的に保険会社寄りです。
また、被害者側の保険会社であっても、示談交渉中に、損害賠償項目で争いとなった場合、早く示談解決するために、被害者側に不利な内容で妥協をすることもあります。被害者側の保険会社も100%、被害者に寄り添ってくれるわけではありません。

弁護士法人ALGなら被害者専門の弁護士事務所として、交通事故事案を多く取り扱っているため、被害者の方の利益を1番に考えて保険会社と交渉していくことができます。

交通事故の専門チームがいる

弁護士事務所はたくさんありますが、すべての弁護士が交通事故に詳しいわけではありません。
弁護士にも得意・不得意な分野があります。
弁護士法人ALGでは、交通事故専門チームを作り、交通事故に関する様々な案件に対応できる、スペシャリストを目指しています。
また、1人の弁護士ではなく、チームで事件対応をしているため、チーム一丸となって被害者の方をサポートすることができ、解決までの道のりを万全に整えることができます。

増額しなければ成功報酬はいただきません

24時間予約受付・年中無休・通話無料

料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。
  • ※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。

交通事故問題に強い弁護士に依頼するメリット

交通事故の被害者は怪我を負い、身体にダメージを負うことに加え、保険会社との交渉を行わなければならないため、精神的な負担が大きくなってしまいます。

交通事故に強い弁護士に依頼すれば、被害者の負担が減るだけでなく、以下のようなメリットがあります。次項で見ていきましょう。

交通事故を弁護士に依頼するメリットは以下で詳しく解説しています。ご参考ください。


慰謝料など示談金を増額できる

弁護士に示談交渉を依頼することで、慰謝料などの損害賠償金を「弁護士基準」で算出することができます。

弁護士基準とは、交通事故の3つの基準の中で最も高額となる基準で、示談交渉では、弁護士が介入した場合のみ使用することができます。
他には、被害者救済を目的とした最低限の補償である自賠責基準、任意保険独自の基準である任意保険基準があり、相手方保険会社が提示する金額はこの2つのどちらかで算出されるため、被害者の方が受け取るべき適切な金額とはいえません。
弁護士に依頼すれば、弁護士基準を用いて新たに損害賠償金を算出し直し、交渉しますので、当初、保険会社から提示された金額よりも高額になる可能性が高まります。

また、個々の事案について、賠償金を増額できるポイントがあるかを探すことができ、慰謝料以外の損害費目についても増額できる可能性が高まるでしょう。

後遺障害等級獲得の可能性が高くなる

後遺障害等級認定には、相手方保険会社に任せる「事前認定」と、被害者ご自身が行う「被害者請求」の2つの方法がありますが、手続きをより透明化するためにも、「被害者請求」の方法をおすすめしています。

しかし、被害者請求では、後遺障害診断書をはじめ、後遺障害等級認定の申請に必要な資料をすべて、被害者ご自身が準備しなければなりませんが、後遺障害診断書が正しく書けているか、必要な資料は揃っているか、必要な検査は受けているかなど、専門的な知識や経験が必要になります。

弁護士に依頼すれば、後遺障害診断書の確認や、補足資料の準備など、あらゆる面でサポートをしてくれるため認定の可能性が高まるでしょう。

また、後遺障害等級認定の結果が「非該当」であったり、望む等級より低かったりした場合は「異議申し立て」を行うことができますが、ただやみくもに同じ申請を繰り返しても、結果をくつがえすことはできないでしょう。
弁護士に相談すれば、望む認定が得られなかった原因を分析し、より強力な証拠を集めてもらう事ができますので、異議申し立てが認められる可能性が高まります。

保険会社との示談交渉を任せられる

保険会社との示談交渉を被害者の方ご自身が行うと、自賠責基準または任意保険会社独自の低い基準で示談金額が提示されてしまいます。
被害者の方が増額交渉を行おうとしても、相手方保険会社は「これが限界」といって、首を縦に振ることは少ないでしょう。また、専門用語を使って、言いくるめられてしまうおそれもあります。

弁護士に依頼すれば、示談交渉のすべてを任せることができるため、保険会社に言いくるめられて、不本意な内容で示談してしまう心配もありませんし、被害者の方は治療や仕事に専念することができ、精神的ストレスが軽減するでしょう。

交通事故に強い弁護士を選ぶポイント

交通事故に強い弁護士を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

①交通事故の解決事例をチェックする ②親身になって不明点や疑問点を分かりやすく説明してくれる ③費用倒れにならないか確認してくれる
④料金体系がわかりやすい

次項から、それぞれについて詳しく解説していきます。

交通事故の解決実績をチェックする

弁護士はすべての分野に精通しているわけではなく、それぞれ得意・不得意な分野があります。

交通事故の事件を扱っているとしても、実績が豊富とは限りません。

交通事故の解決実績については、各弁護士事務所のホームページを確認したり、無料相談を使って、弁護士に直接聞いて、確認するのも良いでしょう。

親身になって不明点や疑問点をわかりやすく説明してくれる

ただでさえ法律問題では専門用語が多いのに、交通事故は、さらに医療や保険などの専門用語が加わるため、一般の方にとってはなじみがなく、わかりにくいことも多々あるかもしれません。

経験豊富な弁護士であれば、多くの被害者の方の相談に応じてきた実績があるため、身体的・精神的負担が大きい被害者の不安や疑問をくみ取りながら、分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれるでしょう。

費用倒れにならないか確認してくれる

「費用倒れ」とは、弁護士に依頼することで被害者の方が得る利益よりも、弁護士費用の方が高額になってしまい、結果的にマイナスになってしまうことをいいます。

交通事故を弁護士に依頼することには多くのメリットがありますが、事案によっては費用倒れなどのデメリットもあります。

そのため、良いことばかりを並べるのではなく、費用倒れのリスクがないか確認し、しっかり説明してくれる弁護士を選ぶようにしましょう。

料金体系が分かりやすい

料金体系が分かりやすいことも重要なポイントです。

弁護士費用は弁護士事務所ごとに異なるため、料金体系がどのような仕組みになっているのかしっかりと説明してもらうようにしましょう。

特に注意したいのは成功報酬の部分です。成功報酬を、得られた利益の何%にするかで、弁護士費用が大きく変わります。

弁護士費用についてはホームページに記載している事務所もありますが、事前に見積もりを取ると良いでしょう。

増額しなければ成功報酬はいただきません

24時間予約受付・年中無休・通話無料

料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。
  • ※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。

交通事故に強い弁護士の探し方

交通事故に強い弁護士の一般的な探し方は以下のとおりです。

①インターネットで探す
②法テラスや弁護士会で相談する
③知人から紹介してもらう

次項でそれぞれについて見ていきましょう。

インターネットで探す

スマートフォンやパソコンを使用して、インターネット上で、弁護士事務所を簡単に検索することができます。

インターネットで探すことのメリットは以下のようなものが挙げられます。

  • いつでもどこでも一人で検索ができる
  • 情報量が豊富
  • 事務所のホームページから、弁護士の特徴や強み、解決実績などを知ることができる
一方、デメリットとして、情報量が多すぎて迷ってしまうことが挙げられます。

法テラスや弁護士会で相談する

スマートフォンやパソコンを使用して、インターネット上で、弁護士事務所を簡単に検索することができます。

インターネットで探すことのメリットは以下のようなものが挙げられます。

次項でそれぞれについて見ていきましょう。

法テラスや弁護士会でも法律相談を行っており、それを経由して弁護士を紹介してもらうこともできます。
法テラスとは、経済的に困っている方に無料相談などのサービスを提供する国の機関で、全国各地に事務所があります。
収入・資産状況によっては、無料で法律相談を受けたり、弁護士費用の立替制度を利用することができます。

しかし、紹介された弁護士が、必ずしも交通事故に精通しているとは限りません。まずは紹介された弁護士と話をしてみて、交通事故に詳しいか確認してみましょう。

知人から紹介してもらう

知人から紹介してもらった弁護士であれば、人柄も聞けるため、安心感があるでしょう。

また、知人から弁護士の人柄や力量などの情報を事前に入手できるというメリットもあります。

しかし、必ずしもその弁護士が交通事故に詳しいとは限りません。また、人柄や力量も、知人から見た評価であるため、ご自身と相性がいいかは別問題となります。

増額しなければ成功報酬はいただきません

24時間予約受付・年中無休・通話無料

料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。
  • ※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。

弁護士法人ALGが解決した交通事故の事例

弁護士の粘り強い交渉の結果、約1200万円増額して示談成立した事例

ご依頼者様が自転車で走行中、道路端に停車していた相手方自動車の横を通過しようとしたところ、運転席のドアが開き、衝突し、転倒したという事案です。
ご依頼者様は、この事故で、脳震盪や助骨骨折などの傷病を負い、8ヶ月程度通院したのち、症状固定しました。相手方保険会社から提示された賠償金が適切であるのか、増額交渉することができるのかという点につき当事務所にご相談いただきました。

実際の交渉においては、慰謝料、逸失利益、過失割合について争点となりましたが、それぞれの項目について、当方主張の損害額が認められるべきであることを主張し、交渉を重ねた結果、各損害項目について、弁護士基準の満額に近い損害額が認定され、最終的には、当初の相手方保険会社提示額よりも約1200万円増額した金額で示談に至ることができました。

異議申し立てにより後遺障害非該当から14級を獲得した事例

ご依頼者様は原動機付自転車で道路を走行していたところ、前方を走行していたタクシーが急停車し、さらには急に後退してきたため、タクシーに衝突して転倒しました。
この事故により、ご依頼者様はむちうちを負い、7ヶ月通院したのちに症状固定となりました。ご依頼者様は異議申立てについてアドバイスを受けたいと考え、当事務所にご相談いただきました。

担当弁護士は、事故類型として後遺障害等級認定が非該当になりやすい事案と考え、治療経過や症状の残存の程度などについて、主治医の意見書を取得すべきと考えました。
また、上肢のしびれもあったことから、MRI画像を画像鑑定にかけて異議申立てすべきと考え、異議申し立てを行ったところ、後遺障害等級14級9号が認定され、自賠責保険金も獲得することができました。

相手方保険会社と交渉し、8ヶ月分の入通院慰謝料、休業損害、後遺障害慰謝料、逸失利益等について、自賠責保険金を合わせて400万円もの賠償金を獲得することができました。

交通事故問題を弁護士法人ALGに依頼した場合の費用

弁護士法人ALGでは、無料相談を行っているだけでなく、着手金も0円※としています。また、交渉により増額しない場合は成功報酬をいただいておりません。

交通事故専門チームがあるだけでなく、交通事故と密接な関係がある「医療」の分野についても専門チームを作り、交通事故チームと連携してご相談者様の利益を第一に考えています。

弁護士への相談を考えているが弁護士費用がネックだと考える方もいらっしゃるでしょう。
そのような方はご自身やご家族の保険に「弁護士費用特約」が付帯していないか確認しましょう。
弁護士費用特約は相談料10万円まで、弁護士費用300万円までを保険会社が負担してくれます。ご自身の保険だけでなく、ご家族に付帯していれば使用できる場合もありますので、まずは保険会社に確認してみましょう。

※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合で、事案によっては対応できないこともあります。また、弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

弁護士費用特約については以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。


交通事故に強い弁護士をお探しならぜひ弁護士法人ALGにご相談ください

「弁護士」と聞くと、様々な法律分野に詳しいと思われるかもしれませんが、弁護士にも得意・不得意な分野があり、それを見極めるのは難しいことだと思います。

私たち弁護士法人ALGは交通事故に精通した弁護士が多数在籍しており、交通事故専任チームを作っています。交通事故専任チームによって、被害者の方の利益を第一に解決までスムーズに進めることができます。


また、交通事故専任チームは医療分野と密接な関係があり、医療チームとも連携しています。医療チームと連携することで、後遺障害等級認定にも強く、被害者の方にとって有利な結果を得られる可能性が高まります。

無料相談も行っており、被害者の方の気持ちに寄り沿いながら、心配事や悩み事をヒアリングし、事案について、わかりやすくご説明し、解決に導いていきます。まずは一度ご相談ください。

増額しなければ成功報酬はいただきません

24時間予約受付・年中無休・通話無料

料金について、こちらもご確認ください。
  • ※諸経費20,000円( 税込22,000円 )がかかります。
  • ※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合
  • ※事案によっては対応できないこともあります。
  • ※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。
  • ※法律相談は、受付予約後となりますので、直接弁護士にはお繋ぎできません。
弁護士法人ALG 執行役員 弁護士 谷川 聖治
監修 :弁護士 谷川 聖治 弁護士法人ALG&Associates執行役員

保有資格 弁護士(東京弁護士会所属・登録番号:41560)

東京弁護士会所属。私たちは、弁護士名、スタッフ名(司法書士1名を含む)を擁し()、東京、宇都宮、埼玉、千葉、横浜、名古屋、神戸、姫路、大阪、福岡、バンコクの11拠点を構え、全国のお客様のリーガルニーズに迅速に応対することを可能としております。