再構築後にやっぱり離婚したい!対処法や慰謝料請求などを解説
夫婦の間に問題があって、一度は再構築に踏み出しても、配偶者への信頼が戻らず「やっぱり離婚したい」と考える場合があります。
再構築の過程には困難が付きまとうため、断念するのは恥ずかしいことではありません。
この記事では、再構築後に離婚を考える理由や、離婚の前にするべきこと、慰謝料を請求できる可能性などについて分かりやすく解説します。
目次
再構築後にやっぱり離婚を選ぶ理由とは?
再構築を試みても、心の傷や不信感、配偶者の態度などによって、夫婦関係を続けることがつらくなる場合があります。
すると、やはり離婚したいと思うようになるケースが多いです。
信頼が回復しない
話し合いをして一度は関係を立て直そうとしても、相手の態度や行動に変化が見られないと、離婚を考えるきっかけになります。
再構築するためには双方の努力が必要ですが、不倫やDVなどをした側の努力が特に必要となります。
被害を受けた側だけが頑張る状態が続くと、不信感がいつまで経っても消えません。
謝罪の言葉があっても、行動が伴わなければ反省していると思えないでしょう。
フラッシュバックがつらい
再構築がうまくいっていると思っていても、ふとした瞬間に過去の裏切りや暴言などを思い出してしまうと、離婚を考えるきっかけになります。
相手がどれだけ反省を示しても、心に刻まれた傷はすぐには癒えないため、フラッシュバックが起こるのは珍しくありません。
このような状態が続くと、精神的な負担が大きくなってしまいます。
不倫やDV・モラハラが続いた
再構築を試みても、不倫やDV、モラハラといった深刻な問題が繰り返される場合、離婚を決意するきっかけになります。
今度こそ改善するはずだと信じても、同じような状態が続けば心はすり減り、夫婦関係を続けるのが難しくなっていきます。
日々の恐怖や不安が積み重なると、心身の安全を守るために離婚という選択が現実的になるでしょう。
やっぱり無理・どうしても相手を許せない
再構築を試みても、過去の言葉や態度が頭から離れなければ、離婚を考えるきっかけになります。
夫婦関係を再構築するときには、相手を許すというプロセスが必要になる場合もありますが、無理に許そうとすると自分を追い詰めてしまうことも少なくありません。
表面上は普通に接していても、心の中でわだかまりが消えず、やっぱり無理だと感じた場合には諦めることも必要です。
再構築中に愛情が冷めた
再構築の過程で相手と向き合う時間が増えたときに、かつて抱いていた愛情が戻らないことに気づいたら、離婚を考えるきっかけになります。
改めて配偶者の言動を見たときに、魅力が感じられなくなっており、もう以前のようには好きになれないと感じる瞬間が重なると、夫婦関係を続ける意味を見失ってしまいます。
一緒にいるのが楽しくなければ、再構築するためのモチベーションが上がらないでしょう。
性格の不一致が深刻化した
再構築を進めているときに、これまで見えていなかった価値観のズレや、子育ての方針の違いなどが明確になって、性格の不一致による離婚を考えるきっかけになることがあります。
性格の不一致が解消されないと、日常生活で小さな不満が積み重なって辛くなり、再構築どころではなくなる場合もあります。
性格の不一致による離婚についてお知りになりたい方は、以下のリンク先で詳しく解説しています。
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再構築後に離婚するメリットとデメリット
再構築を試みてから離婚を選ぶことには、さまざまなメリットとデメリットがあります。
感情に任せて動くのではなく、メリットデメリットを客観的に理解しておくことによって、必要な準備をしておくなど今後のために行動できるようになります。
離婚するメリット
離婚を選ぶことで得られるメリットとして、主に以下のようなものが挙げられます。
- 配偶者から受ける精神的なストレスから解放される
- 時間やお金の使い方を自分で自由に決められる
- 子供や自分の将来を守りやすくなる
- 新たな恋愛をするなど、他の人間関係を始められる
- 生活環境や仕事を変えるなど、挑戦をするきっかけになる
再構築がうまくいかず、苦しい夫婦生活を続けるよりも、離婚により色々なしがらみから解放されて、新たな人生を始めることを選ぶ方は少なくありません。
離婚するデメリット
離婚することによる代表的なデメリットとして、以下のようなものが挙げられます。
- 子供に心理的な負担がかかり、転校など環境の変化が生じるケースがある
- 収入が減り、生活水準が下がるおそれがある
- 離婚後に配偶者の良かった点に気づくなど、孤独感や後悔を抱えることがある
- 地域によっては、社会的なプレッシャーを感じやすい
離婚すると、精神的な負担や経済的リスクが避けられない場合があります。
これらの側面を理解して、無理のないペースで準備を進めましょう。
再構築後にやっぱり離婚したい場合はどうする?
再構築を試みたうえで離婚を考える場合には、離婚後に備えて、以下のような準備をしておく必要があります。
- 離婚後の生活設計や収支の見通しを考える
- 子供の保育園や幼稚園、学校について確認する
- 離婚原因の証拠を集める
- 離婚条件を決めておく
- 弁護士に相談する
離婚後の生活設計や収支の見通しを考える
離婚を考えるのであれば、離婚後の生活が現実的に成り立つかを具体的に検討しましょう。
住まいをどうするか、現在の収入で家賃や生活費をまかなえるか、フルタイムの仕事をする必要があるかなど、日常生活に直結する要素を一つずつ確認しなければなりません。
また、養育費の有無や公的支援の利用可能性も含めて収支を見積もることで、本当に自分ひとりで生活できるかが明確になります。
離婚してから後悔するリスクを減らすためにも、早い段階で生活設計を立てておくことが重要です。
子供の保育園や幼稚園、学校について確認する
未成年の子供がいる場合、通っている保育園や幼稚園、学校について、変更する必要があるのかを早めに確認しておきましょう。
保育園や幼稚園は、地域によっては空きが少なく、希望してもすぐに入園できない場合があります。
そのため、離婚を検討し始めた段階で、今後住む予定の地域の空き状況をあらかじめ調べておくことが欠かせません。
また、小学校や中学校、高校の場合には、転校の手続きが必要になるため、転居時期や通学距離、生活リズムの変化などを含めて慎重に確認する必要があります。
もちろん、前もって子供に事情を説明し、理解してもらえるように努めることが望ましいです。
学校や自治体によって手続きの一部が違うケースもあるため、その点についても確認しましょう。
離婚原因の証拠を集める
離婚を決意したときには、不倫やDV、モラハラなど、離婚の原因となる行為を裏付ける証拠を集めておく必要があります。
証拠がしっかりしているほど、高額な慰謝料を請求できる可能性が上がります。
親権や養育費の交渉などでも主張が通りやすいです。
不倫であればホテルに出入りした写真や、メールやLINEなどのメッセージが有効です。
DVであれば、暴力による傷の写真や医師の診断書、警察など公的機関への相談記録などが役に立ちます。
モラハラについては、録音や動画、送られてきたメッセージなどが証拠になります。
再構築を決断したときに証拠を捨ててしまったなどの事情がある場合には、改めて証拠を集めるようにしましょう。
浮気の証拠を集める方法や、証拠がつかめないときにできることなどについてお知りになりたい方は、以下の各リンク先で詳しく解説しています。
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離婚条件を決めておく
離婚を進めるときに、希望する離婚条件を整理しておくことはとても重要です。
主に取り決めるべき条件は以下のとおりです。
- 慰謝料
- 財産分与
- 年金分割
- 親権
- 養育費
- 面会交流(親子交流)
これらは離婚後の生活に直結するため、決めておかないと後でトラブルになりがちです。
未成年の子供がいる場合には、どちらが親権者になるかを決めないと離婚できません。
2026年4月1日からは共同親権を選択することも可能となります。
自分にとって譲れない条件や優先したい条件は、事前に整理しておきましょう。
弁護士に相談する
離婚を進めるうえで、財産分与や慰謝料、養育費、親権といった重要な問題は、当事者だけで話し合うとまとまらないケースが多いため、弁護士に相談することをおすすめします。
また、再構築を試みた経緯や、最終的に離婚することになった理由は夫婦によって異なるため、どのように進めるべきなのか判断に迷う場面も多いでしょう。
弁護士であれば、状況を整理しながら、必要な証拠を集める方法や交渉を有利に進めるためのポイントを具体的にアドバイスできます。
第三者である専門家が間に入れば、感情的な衝突を避けながら手続きを進められる点も大きなメリットです。
再構築と離婚で何度も揺れ動いたケースなど、状況が複雑であれば特に早い段階で相談することが重要です。
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再構築後の離婚でも慰謝料は請求できる?
再構築を選んだ後でも、慰謝料を請求できる場合があります。
再構築を目指した経緯や、結果的に離婚することになった原因など、判断にはいくつかのポイントがあります。
請求の可否について、具体的な条件を把握しておくことが重要です。
離婚慰謝料についてお知りになりたい方は、以下のリンク先で詳しく解説しています。
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再構築後の離婚でも慰謝料を請求できるケース
再構築を試みてから離婚する場合であっても、次のような状況であれば慰謝料が認められる可能性があります。
- 再構築について合意したのは形だけで、内心では許していないことが明らかだった
- 相手からの謝罪や償いが不十分だった
- 配偶者が悔い改めたように見えず、精神的苦痛が続いている
- 配偶者が不倫やDV、モラハラなどの問題行動をやめなかった
慰謝料請求を有利に進めるためには、離婚原因を裏付ける証拠として主に以下のようなものが有効です。
- 不倫の記録
- 暴言の録音
- 医師の診断書
- 再構築の過程がわかる記録(メール、LINE、会話メモなど)
配偶者に離婚原因があることや、再構築が主に配偶者のせいで上手くいかなかったことなどの証拠が整っていると、精神的苦痛の程度や再構築の実情が客観的に示されるため、慰謝料が認められやすくなります。
慰謝料が認められない・減額される可能性もあるので注意
再構築を試みてから離婚すると、状況によっては慰謝料を請求しても認められません。
認められたとしても、金額が減額されてしまう場合もあります。
慰謝料が認められにくいのは、主に以下のようなケースです。
- 不倫が発覚したときに、不倫相手から慰謝料を受け取った
- 再構築を決めたときに、慰謝料を請求しない意思を明確に示していた
- 再構築を決意したきっかけとは別の事情によって離婚した
慰謝料を請求したいと考えている場合には、慰謝料請求が認められる状況なのかを確認しておきましょう。
再構築後に離婚を決断した際によくある質問
再構築中に別居しても問題はありませんか?
再構築しているときであっても、夫婦双方の合意があれば別居することは可能です。
距離を置くことによって、お互いに冷静になり、精神的な負担を軽減できる場合もあります。
ただし、別居が長期間に及ぶと、実質的な婚姻関係の破綻を示す事情として扱われるおそれがあります。
離婚協議に影響するかもしれないので注意しなければなりません。
子供がいる場合には生活環境が変わるため、婚姻費用の取り決めなどをしておくことが大切です。
別居する前に、書面で合意内容を残しておきましょう。
離婚する前に別居するメリットなどについてお知りになりたい方は、以下のリンク先で詳しく解説しています。
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離婚を決めきれない状態でも弁護士に相談できますか?
離婚をすると決めきれない段階であっても、弁護士へ相談することはもちろん可能です。
むしろ、判断に迷っているときこそ、第三者である専門家の意見を聞いて参考にする価値が高いといえるでしょう。
弁護士であれば、再構築に至る経緯やその後の事情に応じて、離婚した場合と再構築を続けた場合のメリット・デメリットを具体的に示すことができます。
判断に迷っていても、一人で抱え込まず早めに相談することが安心につながります。
無料相談を受け付けている事務所も多いため、なるべく活用することをおすすめします。
離婚を弁護士に相談できる窓口についてお知りになりたい方は、以下のリンク先で詳しく解説しています。
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再構築後にやっぱり離婚を考えたら弁護士に相談してみましょう
再構築を試みたものの離婚したくなった場合には、離婚をなるべく良い条件で成立させるための準備がとても大切です。
再構築を始めるきっかけとなった問題や、再構築がうまくいかなかった理由が配偶者側にあることを示す証拠を用意できれば、話し合いを有利に進める材料になります。
しかし、配偶者が許されたと思い込んでいると、交渉が難航するケースも多いです。
弁護士法人ALGでは、離婚問題の解決実績が豊富な弁護士が多数在籍しております。
離婚手続きを円滑に進める方法や、有利な離婚条件を目指すために必要な証拠の集め方、相手方との交渉の進め方などについて、状況に合わせたサポートを提供することができます。
まずはお気軽にご相談ください。
離婚のご相談受付
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保有資格 弁護士(福岡県弁護士会所属・登録番号:41560)


























