弁護士依頼前
約85万円
交通事故では多くの場合、示談交渉で解決を図りますが、交通事故の解決までには、後遺障害のない事故なら事故発生時から数えて4ヶ月~1年程度かかります。
早く示談を成立させて、精神的苦痛から解放されたいと思われる方も多くいらっしゃると思いますが、交通事故の解決までの期間を短くしたい場合は、弁護士に依頼しましょう。
この記事では、交通事故案件を弁護士に依頼することで解決までの期間を短縮できる理由や、交通事故の示談を短くするために効果的な弁護士相談のタイミングなどについて解説していきます。
弁護士法人ALGによる、早期に交通事故案件を解決できた事例をご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
弁護士依頼前
約85万円
弁護士依頼後
約245万円
約160万円の増額
目次
交通事故の示談にかかる期間の目安は、事故の形態や怪我の程度などによって様々ですが、後遺障害のない人身事故の場合には、平均して示談交渉開始から解決まで約3~6ヶ月程度が目安となります。
しかし、交通事故後、弁護士が示談交渉に介入することで、解決までの期間を短縮できる可能性があります。
その理由として、以下の2点が挙げられます。
このような理由から、交通事故後の対応を弁護士に任せることで、解決までの期間を短縮できる可能性が高まります。次項では、短縮できる理由をもっと詳しく見ていきましょう。
なぜ交通事故を弁護士に依頼することで、解決までの期間が短縮できるのでしょうか。以下の通り、2つの理由があります。
交通事故では、示談交渉前のトラブル対処・各種手続きに時間がかかってしまうことがあります。
その中でも特に、交通事故の解決が遅れる原因となるのは以下の2つです。
加害者側から治療費の打ち切りを打診された場合には、治療費の延長を交渉するか、一旦被害者側で治療費を立て替え、示談交渉時に立替分を請求するという対応方法がありますが、どちらも被害者自身ではどのような対応を取ればいいのか分からないだけでなく、どちらの対応をとっても相手方保険会社と揉めてしまう可能性があり、時間がかかってしまいがちです。
また、後遺障害等級認定申請においても、提出する資料の準備に時間や手間がかかってしまったり、認定結果が非該当となって、改めて異議申し立てをしなければならなくなるなど、スムーズに手続きが進まない可能性があります。
この点、弁護士に依頼することで、相手方保険会社とスムーズに話を進めることができ、また、後遺障害等級認定申請手続きが短縮されることで、事件解決までの期間を短くすることができます。
被害者自身が示談交渉を行っても、相手方保険会社からすると「交通事故に精通していない素人」として見られてしまうため、主張を十分に聞き入れてもらえず、示談交渉が難航してしまうことがあります。
一方、弁護士が代理人として示談交渉を行うと、相手方保険会社が被害者側の主張を聞き入れてくれることが多くなります。
その理由は以下のとおりです。
このような理由から弁護士が入ることで示談交渉を早期に成立させられることが期待できます。
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交通事故の示談交渉にかかる平均期間は、事故の種類によって異なります。
以下の表では、弁護士なしの交通事故種類ごとに示談の平均期間についてまとめました。
交通事故の解決までの流れも簡単に解説していますので、ぜひご参考ください。
事故の種類 | 示談成立までの期間 | 示談解決までの流れ (簡潔に) |
---|---|---|
物損事故 | 事故発生から2~3ヶ月程度 | ①交通事故発生 ②修理費用などの見積書などを入手 ③示談交渉 ④示談成立 |
人身事故(後遺障害なし) | 治療終了から半年程度 | ①事故発生 ②入通院治療 ③完治または治療終了 ④示談交渉 ⑤示談成立 |
人身事故(後遺障害あり) | 後遺障害等級認定の結果が出てから半年~1年程度 | ①事故発生 ②入通院治療 ③症状固定 ④後遺障害等級認定申請 ⑤示談交渉 ⑥示談成立 |
死亡事故 | 四十九日などの法要を終えてから半年~1年程度 | ①事故発生 ②被害者の死亡 ③四十九日などの法要終了 ④示談交渉 ⑤示談成立 |
交通事故の示談にかかる期間について詳しくは、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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弁護士なしで交通事故の示談期間が長引く理由には、以下の5つの原因が考えられます。
これらの原因によって、どのように揉めてしまい、示談が長引いてしまうのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
長引く原因 | 簡潔に説明 |
---|---|
過失割合で揉める | 過失割合は、事故状況、事故現場の状況などをもとに、当事者が話し合って決めていきます。当事者の意見が一致しないことが多く揉めやすいため、示談期間が長くなってしまいます。 |
通院期間が長引く | 交通事故の示談交渉は、すべての損害が確定してから始めます。 そのため、治療が長期間にわたると、なかなか治療費や入通院慰謝料などの損害項目の金額が確定せず、示談交渉を開始できないため、示談成立までの期間が延びてしまいます。 |
後遺障害等級が不満 | 後遺障害等級認定は申請すれば誰もが望む等級に認定されるものではありません。資料や検査に不備や不足があると非該当となったり、望む等級より低くなったりします。 異議申立てまで行い、後遺障害等級の認定まで時間がかかると、示談開始が遅れてしまいます。 |
加害者側が応じない | 示談交渉は、交通事故による損害が確定したら速やかに行うべきものです。 しかし、相手方保険会社の担当者がほかの業務で手一杯であったり、加害者本人が示談に消極的であったりすると、示談交渉に応じてもらえないトラブルが発生する場合もあります。 |
加害者側が無保険 | 加害者が任意保険に加入していない無保険の場合、自賠責保険の補償範囲を超える分については、加害者本人に請求しなければなりません。 加害者に資力がない場合や加害者意識が低い場合、示談交渉に応じてもらえず解決までの期間が長引いてしまうこともあります。 |
交通事故の示談で揉める原因については、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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弁護士法人ALGによる、交通事故で弁護士が入り短期間で示談成立させた事例をご紹介します。
ホームページには、その他の事例も多く掲載していますので、ぜひご覧ください。
【事案の概要】
信号待ちのため停止している依頼者車両へ、後方から走行してきた相手方車両が追突した事案です。依頼者は頚椎捻挫等の怪我を負い、7ヶ月程度通院後、相手方保険会社から約85万円の賠償案が提示されました。
【担当弁護士の活動】
依頼者は相手方保険会社の提示額に疑問を持ち、当事務所に依頼いただきました。依頼後すぐに資料を取り寄せ、担当弁護士が粘り強く交渉を続けた結果、最終的には当初の相手方提示額と比較して3倍近い、約245万円の提示を受けることができました。
【解決結果】
この事案では、資料到着後1ヶ月以内に約245万円での示談成立に至っており、スピーディーな交渉で解決することができました。
【事案の概要】
依頼者は、道路の左側を自転車で走行していたところ、後方からトラックに衝突されて転倒し、坐骨骨折等の怪我を負われました。その後、相手方保険会社より約145万円の賠償案が提示されましたが、金額が妥当なのか疑問を持たれ、当事務所に依頼いただきました。
【担当弁護士の活動】
依頼者は適正な損害賠償金の獲得を希望されましたが、その一方で、早期の解決を望まれていました。そこで、担当弁護士は、受任後、相手方保険会社に対して資料の送付や賠償案の回答を催促しました。
【解決結果】
依頼いただいた後は迅速に、賠償交渉を進めた結果、約1ヶ月で当初の提示額から約250万円増額し、約400万円で示談が成立しました。
【事案の概要】
依頼者が原動機付き自転車で走行していたところ、後方から進行してきた相手方バイクに追突された事案です。依頼者には後遺障害等級10級2号が認定されましたが、相手方が適切な損害賠償金を支払ってくれるのか不安に感じ、当事務所に依頼いただきました。
【担当弁護士の活動】
担当弁護士は、相手方から賠償案の提示がない時点での受任だったため、後遺障害等級の結果を踏まえて、弁護士基準に照らして損害賠償額を算出し、相手方に提示しました。
【解決結果】
担当弁護士による粘り強い交渉の結果、依頼から1ヶ月弱で、既払い分を除いて1300万円の損害賠償金を支払うとの内容の示談が成立しました。
交通事故に遭われた場合、弁護士に相談しようと思っても、どのタイミングで相談するべきか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
交通事故の弁護士依頼のタイミングの目安については、以下の表をご覧ください。
示談成立後に納得がいかないからと弁護士に相談しても、基本的に示談成立後はやり直しができませんので、交通事故を弁護士に相談しようとお悩みの方は、相談のタイミングに注意しましょう。
物損事故 | 示談交渉開始まで |
---|---|
人身事故(後遺障害なし) | ケガの完治前 |
人身事故(後遺障害あり) | 後遺障害等級認定の申請前 |
死亡事故 | 事故発生後から |
交通事故の弁護士相談については、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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交通事故を弁護士に依頼するメリットは早期解決だけではありません。他にも、以下のようなメリットがあります。
では、次項からそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
交通事故を弁護士へ依頼するメリットについては、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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慰謝料を含む損害賠償金を算出する基準には、自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準の3つの基準があります。このうち、相手方保険会社が提示する金額は、保険会社独自の基準である「任意保険基準」で算出されることが多く、最低限の補償である自賠責基準と同等かやや高額になる程度でしょう。
一方、弁護士に依頼すると慰謝料を含む損害賠償項目について「弁護士基準」で算出をし直します。
弁護士基準は過去の判例を参考に作成されたもので、3つの基準のなかで最も高額となる基準です。弁護士や裁判所が使用する基準であることから、被害者が本来受け取るべき適正な金額といえるでしょう。
このように、弁護士は弁護士基準の金額をもとに相手方保険会社に交渉していくことから、損害賠償金が増額することが期待できます。
過失割合とは、被害者と加害者の事故の責任を割合で表したものです。
多くの事故では、被害者にも過失が付きます。被害者にも過失が認められる場合、損害の公平な分担の観点から、被害者の過失分を損害賠償金から差し引くことになっています。(過失相殺)
そのため、被害者の過失が多めにつけられていた場合、受け取れる損害賠償金が少なくなってしまいます。
弁護士に依頼すれば、事故状況を分析・検証した上で、過去の判例を踏まえて正しい過失割合を主張・立証することによって、適切な損害賠償金を受け取れる可能性が高まるでしょう。
交通事故で被害者の大きな負担となってしまうのが、相手方保険会社とのやり取りでしょう。
保険会社は基本的に平日の17時までしか連絡がつかないことに加え、専門用語ばかり使用されると、被害者の精神的負担も大きくなってしまいます。
弁護士に依頼すれば、被害者の代理人として、弁護士に相手方とのやり取りを一任することができます。
しかしながら、弁護士費用を心配して、相談を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。
そのような方は、ご自身やご家族の自動車保険や火災保険に弁護士費用特約が付帯していないか確認しましょう。
弁護士費用特約とは、弁護士相談料、弁護士費用を一定額保険会社が負担してくれるものです。基本的にこの負担額を超えることはないので、安心して弁護士に依頼することができるでしょう。
また、弁護士費用特約を使っても等級が下がることはありません。
保険会社によって負担金額や補償範囲は異なりますので、まずは、弁護士費用特約が付帯しているか確認し、保険会社に問い合わせてみましょう。
交通事故の弁護士費用特約については、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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弁護士費用特約が使えない場合については、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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家族の弁護士費用特約については、以下のリンクで詳しく解説しています。ご参考ください。
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以下のような場合は、残念ながら弁護士に依頼しても解決までの期間が長くなってしまう可能性があります。
被害者側の弁護士がいくら迅速に対応したとしても、加害者または加害者側の保険会社が「いったん検討します」としながら、なかなか返答しなければ、交渉は進みません。
弁護士が返答の催促をすることもできますが、それでも加害者側保険会社の対応が遅い場合、どうしても解決までの期間が長くなってしまうことがあります。
また、怪我が重傷で、重い後遺症が残ってしまうようなケースでは、弁護士への依頼の有無にかかわらず、治療が終了するまでに時間がかかったり、後遺障害等級認定の審査に時間がかかるものもあります。
むちうちの治療期間は一般的に3~6ヶ月であり、治療開始から示談成立までには5~9ヶ月程度かかるでしょう。
むちうちの症状が残存し、後遺症として残った場合は後遺障害等級認定申請をします。しかし、むちうちでの後遺障害等級認定申請は難しく、非該当になることも多いことから、解決までの期間が長引いてしまうことも多くあります。
後遺障害等級認定申請を弁護士に任せれば、申請に必要な検査や資料のアドバイスができるため、認定率が高まり、解決期間も短縮できる可能性が高まります。
交通事故による怪我の治療をしながらの仕事や家事・育児は精神的負担が大きくなってしまします。
また、いつまでも示談交渉が成立しないと交通事故を思い出してしまい、嫌な思いをされるでしょう。
交通事故に遭われた場合は、私たち弁護士法人ALGにご相談ください。
私たちには交通事故に詳しい弁護士が多数在籍しております。交通事故や法律の知識が豊富なだけでなく、交渉の経験も豊富なことから、解決までの期間を短縮することが期待できます。
私たちは被害者の方のお悩みに真摯に向き合い、ご相談者様の求める解決に向けて尽力いたします。
交通事故に遭われてお困りの方は、まずは一度私たちにご相談ください。
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