弁護士依頼前
約7800万円
交通事故の怪我により後遺障害が残ってしまった場合、リハビリを続けていても歩行障害などで車椅子生活となってしまうことがあります。 事故以前の生活と一変し、今後の生活について、仕事ができるのか、収入は得られるのか不安や心配が募ることでしょう。
この記事では、交通事故の怪我で車椅子生活になってしまった方に向けて、相手方に請求できる費用や後遺障害等級認定申請などについて解説していきます。
弁護士依頼前
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目次
交通事故で負った怪我により、車椅子生活を余儀なくされる場合があります。どのような怪我が車椅子生活になる可能性があるのか、見ていきましょう。
脳挫傷
脊髄損傷
両足の切断・変形
両足の関節の用を全廃した場合
両足骨折
このような怪我を負い、治療しても完治せず症状固定と診断されたら、後遺障害等級認定申請を行いましょう。
交通事故で車椅子生活となった場合には、どのような後遺障害等級が認められるでしょうか。詳しく見ていきましょう。
交通事故の怪我により、車椅子生活となった場合は、以下の等級が認定される可能性があります。
後遺障害等級は1~14級に分かれており、後遺症の部位や程度によって該当する等級が決められます。
後遺障害慰謝料の相場は認定された等級ごとに定められており、重い等級が認定されるとその分精神的苦痛も大きくなるため、慰謝料の相場も高額になります。
後遺障害の分類は、「要介護」で1級と2級、それ以外で1~14級の等級に分かれています。介護を要する後遺障害等級1級と2級には、どのような違いがあるでしょうか。
等級 | 後遺障害 |
---|---|
1級・要介護 |
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2級・要介護 |
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1級 |
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2級 | 4号 両下肢を足関節以上で失つたもの |
3級 | 3号 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、終身労務に服することができないもの |
4級 |
|
後遺障害等級認定申請の大まかな流れは、以下のとおりです。
交通事故の怪我によって車椅子生活となった場合、車椅子の費用や自宅でも車椅子で生活できるよう自宅を修繕するための費用など、莫大なお金がかかることが予想されます。
また、今後の生活についても、精神的・肉体的な苦痛や不安が大きくなるでしょう。
このような費用や精神的・肉体的苦痛などに対して相手方にどこまで請求することができるのでしょうか。
相手方に請求できる主な損害賠償項目について詳しく見ていきましょう。
交通事故の怪我により、車椅子生活が余儀なくされた場合、車椅子生活で必要な費用が損害賠償として補償されます。
では、具体的にどのような車椅子に関する費用を請求できるのか、表で詳しく見ていきましょう。
車椅子購入費用 |
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自宅改造費(住宅リフォーム) |
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車椅子買替費用 |
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介護費用 |
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車両改造費 |
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車椅子の購入費用は、通常1台50万円程度までなら判例で認められているケースが多くあります。
車椅子には様々な機能を備えているものも多くあり、値段も幅広く高額なものもありますが、高額な車椅子は購入の必要性や費用の相当性が争点となりやすく、購入の必要性がない、または費用の相当性を欠くと判断された場合、車椅子の購入費用全額が認められない場合もあります。
そのため、車椅子を購入する際は、どんな車椅子にすべきかまずは一度弁護士に相談することをおすすめします。
治療にかかった費用は必要かつ相当な実費全額について認められます。そのため、先進医療や自由診療などは治療の必要性や相当性が認められなければ減額されることもあります。
また、治療関係費の中には、治療費以外にも以下の費用を請求できます。
交通事故の怪我で車椅子生活となった場合は、以下の慰謝料を請求できます。
入通院慰謝料
後遺障害慰謝料
つまり、交通事故で負った怪我が後遺障害として認定された場合には、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料の両方を請求できます。
交通事故の慰謝料については、以下のリンクでも詳しく解説しています。ご参考ください。
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休業損害とは、交通事故の怪我の治療や療養のために仕事を休んだことで減ってしまった収入の補償のことをいい、有給休暇を使用した分も請求が可能です。
休業損害は、「1日当たりの基礎収入×休業日数」で求められます。
収入を得ていない専業主婦(夫)や学生などは請求できないと思われるかもしれませんが、厚生労働省が発表している各年齢別の統計データ(賃金センサス)を使用し、休業損害を請求することができます。
逸失利益とは、交通事故により被害者が後遺障害を負ったり死亡しなければ、将来得られるはずであった収入・利益への補償です。
後遺障害等級に認定されると「後遺障害逸失利益」が請求できるようになります。
逸失利益の相場は、認定された等級や職業、年齢、事故以前の収入などによって変動します。
また、専業主婦(夫)や学生など、収入を得ていない被害者でも請求することが可能です。
交通事故により、突然車椅子生活を余儀なくされた場合、今後の生活に必要なことについて、想像が付かないことも多いと思います。 また、車椅子生活を余儀なくされた場合には、どのような損害賠償を請求できるのか、不安に思うことでしょう。
交通事故に遭われて不安な思いをされている場合は、弁護士にご相談ください。交通事故に強い弁護士であれば、事故の様態や被害者の怪我の状態から、必要な損害賠償金を漏れなく請求することができます。 また、事故全体をサポートしていくことで、後遺障害等級に認定されるためのアドバイスや弁護士基準で算出した金額で、相手方保険会社と交渉していくことができるため、適切な損害賠償金を受け取れる可能性が高まるでしょう。
交通事故を弁護士に相談・依頼する8つのメリットについては、以下のリンクでも詳しく解説しています。ご参考ください。
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交通事故で負った怪我のために車椅子生活を余儀なくされた場合、加害者に憤りを感じたり、今後の生活について不安に思うのは当然のことでしょう。
さらに、交通事故に詳しくなければ「車椅子の費用は請求できるの?」「後遺障害等級ってなに?」と分からないことも多く、被害者の精神的負担が大きくなってしまいます。
交通事故で不安なことがあれば、私たち弁護士法人ALGにご相談ください。私たちは交通事故専門のチームを設置しており、交通事故に精通した弁護士が多数在籍しております。
弁護士に依頼すれば、交通事故全体をサポートしていくため、適切な通院頻度や後遺障害等級認定申請のアドバイス、相手方保険会社との交渉を任せることができます。その結果、ご相談者様の精神的負担が軽減されるだけでなく、当初よりも増額した損害賠償金を受け取れる可能性が期待できます。
少しでも交通事故に不安な気持ちをお持ちの方は、まずは一度私たちにご相談ください。
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